子育て珍道中　～～5歳と3歳の娘の子育て珍道中～～

～～ 毎日を笑顔で子育てする努力中、

義母との同居も楽しく元気にお出かけ大好き

高齢母の静岡市親子お出かけブログです ～～


あれから、たぶん８年たったかなと思います。

仕事を終えて、前の会社の同僚と、スターバックスでお茶と称した
女子トークをして、バスに乗りました。

のりたかったバスに行かれてしまい、次のバスに乗って帰宅。
いつもの道をいつもの通りに帰ったのですが・・

一つ角を曲がって、ちょっとだけ暗くなりました。

しばらくして、私の方に何かが当たりました。
原付のミラーのようでした。
思わず・・・
「すみません」といったと同時に、私の空がが右側に激しく持っていかれて、
走り出したが転んだ状態でした。

そのまま・・引きずられて、
５０メートルほどしたところで右に曲がったので、体が反転して、左側が道路に
引きずられて行きました。

え？　スタントマンじゃないんだけど・・

右に曲がったあたりで、そんなことを思ったことを覚えています。

そして、次の瞬間から、ああこのまま死んでいくのだろうか・・
どうやったらこのバイクを止めることができるのか、
どうしたら私は助かることができるのか・・

自分の力ではどうにもならないという恐怖が全身を包みました。

そんな間、どうやら私は、「死んじゃう死んじゃう助けてー」と
大きな声で言っていたそうです。

近所の人や、近くで話し込んでいた若者が、バイクに近づいてくれたおかげで
バイクは止まり、犯人は逃げ去っていきました。

私はというと、はっとしたら、スカートが脱げて（腰のあたりを引きずられたので）
みだらな恰好でした・・・助けに来てくれたおばちゃんに、バスタオル化してください
といったことと、自宅に電話しないとと携帯をもって自宅に電話していたら、
誰かに電話を取り上げられて、
「お宅の娘さん血だらけだよ」って言われたのを覚えています。

実際は血が出ている感じではなくて、重度の火傷の様なケガでした。

しばらくすると、警察、救急車が来て・・・
病院で、風呂に入れようとした研修医が、皮膚科担当医に聞いたら
傷が広く、ショックを起こすといけないので、簡単に処置しますから明日来てくださいといった

というぐらいしか覚えていません。

翌日、再び病院に行くと、傷を歯ブラシの様なものでこすられて、
悲鳴を上げ続けたこと、涙が止まらなかったこと、
母までもが泣いていたということを思い出します。

帰宅して、事情聴取に来た警察官に傷を撮影していただいたり、
話をしていると、警察官までが泣きながら話を聞いてくれました。

そんなことがあり、ＰＴＳＤを患い、働くことが難しい時期があり、
転職をしたりして、みたり
通院し、薬を飲んだり、周りの方々に心配をかけたりしました。

何とか生きていられたという時期を超えて、
今があります。

犯人は未成年でした。親御さんも
「うちの子に限って」ということを言ったことを覚えていますが、
やりましたよあなたの子って感じでした。

経験者にしかわからないどす黒い感情もあります。
でも、それがあったからこそ、結婚し、子供ができて、
大量に悩みをしながら、
現在は、ニコニコ子育て真っ最中。
イライラ度はほぼないよ―の子育てです。

ありがたい経験だったと、思えちゃうのが凄いよねー
今のつらさは、いつかの笑い話・・・誰かが言っていたけど、
確かにねー♪